2013/10/31

サイゴンへ。

ベトナム旅行記のつづきです。
ハノイで2泊したあと、再び国内線でサイゴンに戻ります。行きは1人だった国内線も、帰りは3人なので何かと心強いですし、人間ウォッチングの面白さを共感できるのでいいです。


機内でずぅっと後ろを向いてきた、前方座席のカワイ子ちゃん。
 
瞬く間にサイゴン到着。南国の空!
 
荷物をピックして外へ出ますが、一応係員が荷物をチェックします。さっきのカワイ子ちゃんを発見。
 
ふくよかなアオザイレディ(こういう方、初めてみた)と、カワイ子ちゃんと、後方には何か見たことある人が。。。
 
タクシーでいざホテルへ!
 
キタロウさんとサエちゃんが、タクシーで興奮しながら写真をバシバシ撮ってました。今までベトナムに来てもこういう光景を当たり前のように見てましたが、初めて見たら面白いものなのですね!新鮮に感じました。
 
サエちゃんとキタロウさんの写真、タクシーの中から撮ったバイクの写真ばっかりで笑える。
 
こんな光景もベトナムでは日常茶飯事のことですが、日本だったら有り得ないですよねぇ。慣れってコワイですね!
 
それにしても二人の写真はバイクばかり笑!
 
つづく。
 

2013/10/21

水上人形劇

暫くブログを更新できずにすみません!
ようやく落ち着いてきましたので、放置していた買い付け日記を続けたいと思います。

ハノイ滞在中、初ハノイのKさんとSちゃんに楽しんでもらうために水上人形劇ツアーを提案すると、お二人とも快くOKされたので、夜の部のチケットを前もって購入して観に行くことにしました。

前のスケジュールの時間がおしてしまい、人形劇シアターまでタクシーで行くことに。開演には余裕で間に合いそうでしたが、なんと運ちゃんがホアンキエム湖周辺で道に迷い、(ハノイでタクシー運転手してて、水上人形劇場にたどり着けないなら、もう潔く田舎に帰ったほうがいい!)劇場を目の前にして旧市街をグルグル回り出し、そこらへんの人に道を聞く始末。で、なんとかギリギリすべりこみセーフで開演!

ところで、水上人形劇とは一体何ぞやと申しますと、ベトナムで1000年以上の歴史を持つ伝統芸能でありまして、昔々農民たちの間で、農作業の合間に豊作を祈って紅河デルタ地帯で行われた娯楽です。近年、ハノイに専用劇場ができ、国を代表する娯楽芸能、観光スポットとなっています。

生演奏、生唄、生ナレーション。ちゃんと字幕もついています。
 
演目は何か月かごとに替わるみたいです。5分くらいの短編いくつかで構成され、だいたい1時間くらいです。
 
農民の生活や文化などがテーマです。
 
コミカルな動きが可愛く、言葉がわからなくても楽しめます。
 
最後は人形劇の種明かし。
 
幕の裏から人形師が人形を匠に操っています。
 
ずっと水の中に浸かっているのは大変でしょうね!
 
フィナーレではベトナムの象徴、蓮を持って並びます。
 
この形、何かと思いましたら、
 
ベトナムの地形を蓮で作っていました。右下にはちゃんと南沙諸島もあります!
 
思いのほか、ちょっとウルッときました。
KさんもSちゃんも喜んでくれたようでよかったです。ハノイに行かなくても、ホーチミン市でも水上人形劇は行われていますので、ベトナムに旅行に行かれたら必見です!
 

2013/10/09

Vo Nguyen Giap将軍。

こんにちは。
最近色んなことが重なり、暫くブログを更新できませんでした。

私が愛して止まないVo Nguyen Giap(ボーグェンザップ)将軍が、10/4に102歳でお亡くなりになられました。ベトナム人民軍の創設者であられ、抗仏戦争では1954年のディエンビェンフーの戦いでフランス軍要塞を陥落させ、フランスからの独立を果たしました。その後、抗米戦争でも指揮をとり、1975年の南部解放でベトナム南北統一を実現させた、まさにベトナム建国の英雄であります。ホーチミンさんの薫陶を受けた側近として、ホーおじさんの片腕として独立戦争に大いに活躍しました。今のベトナムがあるのは、ザップ将軍の功績なくしては語れないと思います。

 
 
これほど凄いお方にも関わらず、私生活は質素で、人格者としても知られています。また、歴史の教師を務めたこともあり、書物や詩を愛する教養人でもありました。


ベトナム人からも絶大な人気を誇るボーグェンザップ将軍がお亡くなりになられ、ベトナム全土が悲しみに包まれているようです。将軍宅には全国から弔問客が訪れ、花を手向ける人たちの長蛇の列が後を絶たないようです。→ http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013100701002666.html

今週末は国葬が執り行われ、各娯楽施設(ディスコ、カラオケ、コンサート、サーカス、水上人形劇など)は中止となり、ベトナム全土は喪に服すことになります。

 
ザップ将軍は、天国のホーおじさんの元へ旅立たれました。
ご冥福をお祈り申し上げます。